statement
卒業後、最初にぶつかるであろう大きな壁のひとつが展示設営技術です。
美術大学では、作品の制作と、制作の思考方法について多くを学びます。一方、作品展示に付随する諸要素──作品梱包、展示計画、什器制作など──についてじっくりと検討する時間は、制作自体を深める時間と比べればあまり多くはありません。
つまり作品を移動する際の適切な梱包や移動方法、作品の保存、展示する際の仮設壁や、展示場所に合わせた適切な道具の選定などについての知識は、卒業後にアーティストとして活動する際には自力で学んでいく必要があるということです。
駆け出しのアーティストが自分で展示や梱包などの技術的な課題をあるレベルまで乗り越えられるような、その基礎となる技術や知識、情報などを広く共有することが展覧会「仮設<説>と検証」の目的です。
「仮設<説>と検証」では通常知ることの少ない展覧会会場の構造や仕様、それを造作する際の工具や基本的な考え方を具体的に提示しますが、この展覧会設営の仕様が決して正解だということではありません。仮設(仮説)を立てながら学生のみなさんとも一緒に、展覧会設営の自由さ、不自由さについて考えていきたいと思います。
event
<登壇者>
小滝タケル(美術系施工集団square4代表)
方大(展覧会をつくる人)
<モデレーター>
木村剛士(彫刻家、多摩美術大学彫刻学科准教授)
<会場>
金沢アートグミ
*予約不要
<ワークショップ講師>
小滝タケル(美術系施工集団square4代表)
<会場>
金沢アートグミ
*予約不要、ご参加の方は当日会場へお越しください。




