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11/28-12/22

金沢アートグミ2020年度企画公募展 佐藤史治+原口寛子【ツーツー】

 

金沢アートグミでは11月28日よりアーティストデュオ佐藤史治+原口寛子による2020年度企画公募展【ツーツー】を開催いたします。

コロナ禍という特殊な状況の中で様々な制限がかかった「コミュニケーション」。
元よりその齟齬をテーマに制作を続けてきた佐藤史治+原口寛子が現在の状況を見つめ、制作された新作を中心に、映像インスタレーションが展開されます。

 


2011年の結成以来、佐藤史治+原口寛子は〈2人〉というユニットの単位に着目し、遊びをはじめとしたコミュニケーションを生成するルールを編み出しながら、主に映像インスタレーションによる作品を発表してきました。

個展のタイトル《ツーツー》は、電話の話中音であり、〈Two〉という意味も込められています。また、以心伝心を意味する〈つうつう〉というニュアンスもそこに聞き取ることができるでしょう。

本展では、建築家・村野藤吾氏(1891-1984)が設計した北國銀行の空間を活かして発表します。折しも対面でのコミュニケーションがリスクとなった本年、ビデオレターや葉書、そして身体接触を想起させる2人の作品をご覧ください。


佐藤史治+原口寛子(さとう・ふみはる+はらぐち・ひろこ)
2011年に結成したアーティストデュオ。主に映像を用いたインスタレーションを発表している。コミュニケーションの齟齬をベースに、その解消または顕在化させる作品を制作。主な個展に2019年「talks」現代美術製作所(京都)、グループ展に2020年「すみだ向島EXPO2020」(東京)、2017年「いちはらアート×ミックス2017」(千葉)、2017年「影⇆光」川口市立アートギャラリー・アトリア(埼玉)など。
WEBサイト:http://satoharaguchi.org/

 

 

 

会期中企画

配信トークイベント

金沢/墨田のオルタナティブ・ツーツー

佐藤と原口が拠点を置く墨田区・向島エリア。本イベントでは、墨田区のアートスペース「あをば荘」の安藤達朗氏と、金沢にある「キタイッサカ」の上田陽子氏をゲストに招き、それぞれの地域にあるオルタナナティブ・スペースを佐藤原口の板書とともに紹介します。
日時|12月6日(日)14:00 – 15:00
会場|オンライン 視聴無料
ゲスト|上田陽子(キタイッサカ)、安藤達朗(あをば荘)
URL| https://youtu.be/rlAeA22SBhM