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2013/7/27-9/8

二十億光年の孤独

 

二十億光年の孤独

-金沢アートスペースリンク
第2回金沢・世界工芸トリエンナーレ サテライト-

 

 

作家
原口典之、川端健太郎、小谷真輔、高木基栄、宮崎寒雉/宮崎匠、山本基

会場・主催
金沢アートグミ

会期
2013年7月27日(土)~9月8日(日)

協力
金沢アートスペースリンク、第2回金沢・世界工芸トリエンナーレ開催委員会、
株式会社北國銀行、ミヤケファインアート、北陸ダイセキ株式会社
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今展では「工芸と現代美術」をテーマに、さまざまな世代の古いモノと新しいモノのなかから、6名の作家の、鑑賞者を強く惹き付ける力を含有した不可思議な作品を紹介します。
宮崎寒雉、匠父子の茶釜、原口典之の世界的に知られたオイル・プール、塩のインスタレーション作品で活躍する山本基、そして若手実力派作家の川端健太郎、小谷真輔、高木基栄の作品を会場に配置します。
人類がこれまでに天文学的な数の作品を生み出してきた中で、時の流れに埋没しなかった名作と、価値がまだ定まらない現代の作品とは、いったい今後どこへ向かうのでしょうか?二十億光年に存在する孤独な作品群の、誰も知らない未来を想像する機会とします。

オープニングパーティー 7月27日(土) 19時- 参加無料
参加作家は6名とも参加致します。お気軽にご参加ください。

金沢アートスペースリンク
2012年に発足した、金沢市近郊に点在するアートスペースが参加する新たなコミュニティーの名称。今夏は21のスペースが参加し、第2回金沢・世界工芸トリエンナーレと連動して”工芸と現代美術”をテーマにした企画「金沢アートスペースリンク」を開催。メイン期間 8月2日(金)-8月18日(日) www.kanazawartspacelink.tumblr.com
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原口典之

1946年 神奈川県横須賀市生まれ

主な個展
1968年  村松画廊 / 東京
1978年  シュメーラ画廊 / デュッセルドルフ
2001年  「Haraguchi」レンバッハ美術館/ ミュンヘン
2009年  「社会と物質」BankART 1929 Studio NYK / 神奈川
2011年  「原口典之」横須賀美術館/ 神奈川
2012年
「Works From Yokosuka」 マッカーフレイ・ファイン・アート/ニューヨーク
「Ship 60’s & Work on Paper」鎌倉画廊/ 神奈川
「Dounle Tone」 ミヤケファインアート / 東京

主なグループ展
1969年 「現代美術の動向」京都国立近代美術館/ 京都
1977年
「ドクメンタ6」/ カッセル、ドイツ
「パリ青年ビエンナーレ」/ パリ近代美術館
1995年 「1970年ー物質と知覚  もの派と根源を問う作家たち」岐阜県美術館(広島、北九州、埼玉に巡回)
2005年 「もの派-再考」国立国際美術館/ 大阪
2007年 「黒い正方形- マレーヴィチ讃歌」 ハンブルク市立美術館 / ハンブルグ
2012年
「Requiem for the sun: The Art of Mono-ha」ブラム・アンド・ポー/ロスアンジェルス
「コズミック・トラベラーズ ― 未知への旅」エスパス ルイ・ヴィトン東京
「TOKYO 1955-1970:新しい前衛」ニューヨーク近代美術館/ ニューヨーク

《Busse i》2012年、鉄・廃油、Photo : Art Base Momoshima

_______________________________http://www.kentarokawabata.com
川端健太郎

1976年 埼玉県生まれ
1998年 東京デザイナー学院陶器科 卒業
2000年 多治見市陶磁器意匠研究所 卒業

主な個展
2003年    ガレリア セラミカ/東京
2009年
祇園小西 /京都
目黒陶芸館  /三重 (’06)
2010年
陶林春窯 /岐阜 (’06,’02)
ギャラリー器館 /京都 (’08)
銀座三越 /東京
ギャラリーハシモト /東京
心斎橋大丸 桃青 /大阪 (’08)
2011年
黒田陶苑 /東京 (’09,’06,’04)
楽翠亭美術館 /富山
ギャラリー Ikuko /岡山
2012年
サボア・ヴィーブル /東京(’09,’07,’05,’04,’03)
桜花書林 /長野(’08)
KEIKO Gallery /ボストン(’09)
忘我亭 /長野(’10,’08,’06)
Gallery 創 /北海道

グループ展
2003年    カルージュ国際陶芸展 /スイス
2004年
朝日陶芸展 (’03,’02)
MINO CERAMIC NOW /岐阜県現代陶芸美術館
2005年
華やぎのかたち 展 ギャラリーX/高島屋
美濃国際陶芸展
2007年
SOFA /シカゴ
出石磁器トリエンナーレ /兵庫 (’04,’02)
2008年
新進陶芸家による「東海現代陶芸の今」展 /愛知県陶磁資料館
2009年
「装飾の力」/東京国立近代美術館 工芸館
京畿道世界陶磁ビエンナーレ 世界現代陶磁展 /韓国
2010年
カラー「やきものの密かな関係」 /岐阜県現代陶芸美術館

受賞歴
2007    パラミタ陶芸大賞展 大賞/三重
2004    益子陶芸展 加守田章二賞
2002    益子陶芸展 審査員特別賞
2001    織部の心作陶展 大賞

《Cao-Col》2012年、陶

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小谷真輔

1980年 兵庫県姫路市生まれ
2005年 金沢美術工芸大学油画専攻 卒業
金沢市在住

主な個展
2003年 「anonymous picnic」 INFORM gallery / 金沢
2004年
「ピンポン アンド パダライス」金沢市民芸術村アート工房
「地球のニキビ」 INFORM gallery / 金沢
2005年 「箱庭」 INFORM gallery / 金沢
2006年
「愛しの肉虫」INFORM gallery / 金沢
「まいごのまいごの」VOICE GALLERY pfs/w / 京都
2007年 「あたしはヒロイック」VOICE GALLERY pfs/w / 京都
2008年
「pure twinkle」unseal contemporary( / 東京
「可愛いリズムでノックして」VOICE GALLERY pfs/w/ 京都
2011年 「無重力サーキット」MATSUOMEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w / 京都
2012年 「勝手にミュータント」香林坊窟 / 金沢

主なグループ展
2004年
「Le Dimore dell`Arte」高田家厩跡
「東京コンペ」丸ビル/ 東京
2005年 「想画考2」VOICE GALLERY pfs/w/ 京都
2007年 KYOTO ART MAP「裏・アートマップ2007」京都芸術センター
2010年 「有毒女子」MATSUOMEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w/ 京都
2011年  「龍野アートプロジェクト2011 刻の記憶」ヒガシマル旧醤油蔵/ 兵庫

受賞
2004 束芋賞(東京コンペ)

《空白クッション》2011、旧ヒガシマル醤油蔵での展示風景

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高木基栄

1984年 愛知県名古屋市生まれ
2007年 愛知教育大学生涯教育課程造形文化コース 卒業
2010年 富山ガラス造形研究所造形科 卒業
2013年 金沢卯辰山工芸工房 修了
金沢市にて制作

受賞歴
2011年
金沢市工芸展 金沢市工芸協会会長奨励賞
石川の現代工芸展 大賞
2012年
金沢市工芸展 青年会議所所長賞
現代茶湯アワード弐〇壱弐 フリー部門金賞、グランプリ
2013年 テーブルウェアフェスティバル 佳作

《psychoanalysis》2013年、ガラス、H72×W75×D32cm

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宮崎寒雉/匠

千仙叟が加賀前田家に出仕していた時代、藩御用釜師として初代宮崎寒雉が活躍。
以後、宮崎家は代々寒雉菴彦九郎を襲名し、現在14代宮崎寒雉氏が伝統の技術を守り、裏千家の釜師として製作を続けている。

宮崎匠
1969年 石川県金沢市生まれ
現在、14代宮崎寒雉に師事

《羅針盤釜》2013年、鉄、真鍮(蓋)

_______________________________http://www.motoi.biz
山本基

1966年    広島県尾道市生まれ
1995年    金沢美術工芸大学 絵画専攻 卒業
2002年    フィリップモリスK.K.アートアワード2002  P.S.1賞 受賞
2003年    ポロック・クラズナー財団 奨学金
2010年    ボイジャー+AITスカラシップ・プログラム 奨学金
現在、石川県金沢市在住

主な個展
2005年
「浄化」 三菱地所アルティアム、福岡
「しろきしろへ」 下山芸術の森・発電所美術館、富山
「ホワイトソルト」 イェリモンティ・ギャラリー、ミラノ、イタリア
「迷宮」 CAIコンテンポラリー・アート・インターナショナル、ハンブルク、ドイツ
2009年
「桜」 金沢アートグミ、石川
「桜」 ミキコサトウ・ギャラリー、ハンブルク、ドイツ
「迷宮」 グローセン・ブライヒェン・ビルダー、ハンブルク、ドイツ
「迷宮」 L MDギャラリー、パリ、フランス
2010年
「たゆたう庭」 eN-arts、京都
「ザルツ」 クンストステーション・サンクトペーター教会、ケルン、ドイツ
「たゆたう庭」 Art-O-Rama (L MDギャラリー)、マルセイユ、フランス
2011年    「しろきもりへ」 箱根・彫刻の森美術館、神奈川
2012年
「海に還る」 ホーズィー・インスティテュート・オブ・コンテンポラリー・アート、
チャールストン、アメリカ
「海に還る」 ラバンド・アート・ギャラリー、ロサンゼルス、アメリカ
2013年
「海に還る」 ミント美術館、シャーロット、アメリカ
「たゆたう庭」 瀬戸内市立美術館、岡山
「海に還る」 モントレー美術館、モントレー、アメリカ

主なグループ展
2000年    「インスタレーション展」 ベラクルス州立彫刻庭園美術館、メキシコ
2003年
「ザ・ファーストステップス」 P.S.1、 ニューヨーク 、アメリカ
「ミューテイテッド・ゼン」 ナナリー・ギャラリー、ロンドン、イギリス
「こきゅう」 ヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世のガッレリア、ミラノ、イタリア
2004年
「光州ビエンナーレ2004 “エコ・メトロ・プロジェクト”」 光州、韓国
「21世紀の出会い -共鳴、ここ・から」 金沢21世紀美術館、石川
2005年
「ホッホ・ヒナウス」 トゥーン美術館、スイス
「ライジングサン・メルティングムーン」 イスラエル美術館、 エルサレム
2006年
「C.A.R.Kプロジェクト2006」 金沢展-石川国際交流サロン、金沢 / ギリシャ展-マラゴポウロス、パトラス
「自然の力」 チャールストン大学付属図書館、サウスカロライナ/デイビットソン大学、ノースカロライナ、アメリカ
2007年
「自然の力Ⅱ」 サムター郡立美術館、サウスカロライナ、アメリカ
「アーティスト・イン・レジデンス・尾道」 旧和泉家別邸、広島
2008年
「ブラック、ホワイト・アンド・グレー」 MA2ギャラリー、東京
「いのちの法則 -生をひもとくための3つの書-」 足利市立美術館、栃木
2009年    「愛についての100の物語」 金沢21世紀美術館、石川
2010年    「MOTアニュアル2010:装飾」 東京都現代美術館、東京
2011年
「レリーフ」 エスパス・エキュロイユ財団、トゥールーズ、フランス
「シティ-ネット・アジア2011」 ソウル市立美術館、韓国
2012年    「メイキング・メンズ」 ベルビュー美術館、ワシントン州、アメリカ
2013年
「周縁からのフィールドワーク」 京都造形芸術大学 ギャルリ・オーブ、京都
「第6回メル国際ビエンナーレ」 メル、フランス
「ピース・ミ−ツ・アート!」 広島県立美術館、広島

《たゆたう庭》2013年、 ジクレープリント、和紙