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2023/10/28

「川村亘平斎とあだち麗三郎の影絵と音楽」金沢公演

ピーヒャラドンドン ヒャラドンドン

祭囃子に誘われて
光と影が踊り出し
いつの間にやら溢れ出す
いつかの誰かの不思議な記憶

~福野高校に通う彼や彼女の記憶をもとに、古くて新しい影と音のパフォーマンス~

 

「川村亘平斎とあだち麗三郎の影絵と音楽」金沢公演

日時:2023年10月28日(土)14:30開場/15:00開演
会場:金沢アートグミ (石川県金沢市青草町88 北國銀行武蔵ヶ辻支店3F)
チケット:全席自由【9月1日~販売】

一般 前売4,000円/当日4,500円
高校生以下 前売1,000円/当日1,500円
未就学児(膝上鑑賞) 無料
発売日:2023年9月1日
プレイガイド:スキヤキ・オフィスSTORESで販売(電子チケットのみ)


全国各地に残る民話や伝承を基にしたストーリーとインドネシアの影絵芝居で高い評価を受ける、日本を代表する影絵師/川村亘平斎。ユニークな世界観で会場を包み込む音楽家/あだち麗三郎が率いる現代音楽家たち。

物語をつくるために訪れた土地や人々から刺激を受けて創作された、地域文化とファンタジーがクロスオーバーする完全オリジナルストーリーの影絵を、気鋭の現代音楽家たちによる生演奏でお届けしています。

2019,2021年に引き続き第3弾となる今回は、富山県立南砺福野高校の芸術鑑賞会をきっかけに、川村さんが南砺の高校生と交流し新たな物語を紡ぎます。念願の金沢公演がこの秋実現!

 

2019『NAWAGAIKE』

城端・縄ヶ池伝説の龍女と南砺市を流れる庄川、井波別院瑞泉寺がモチーフ。龍女と人間の間に生まれた青年・藤太がオオムカデ退治をする物語。
影絵人形制作と当日出演の市民向けワークショップを実施。

2021『南砺篇 おやまのかみのおおげんか』『射水篇 おじぞうさまがふってきた!』

立山と白山が高さを競って大喧嘩し、封印されていた大蛇が解き放たれる南砺篇、霊山の喧嘩で射水市まで飛ばされた岩が巨大なお地蔵さまになって天から降ってくる射水篇の地域を繋ぐ2つのストーリー。
影絵人形制作と当日出演の市民向けワークショップ、市内小学校でのアウトリーチを実施。


川村亘平斎

影絵師・音楽家

1980年、東京生まれ。インドネシア・バリ島の伝統影絵【ワヤン・クリット】を現代的な文脈で捉え直し、新たな芸能のカタチを模索し続ける影絵師。世界各国で影絵と音楽のパフォーマンスを発表。日本各地でフィールドワークやワークショップを行い、土地の記憶を手がかりに影絵作品製作。その他、切り絵や映像制作、映画・CM等への楽曲提供など幅広く活動している。ガムランを使った音楽ユニット【滞空時間】主宰。平成28年度第27回五島記念文化賞美術新人賞受賞。北海道庁主催『北の絵コンテ大賞』受賞(2021)。テレビ東京「東京交差点」出演(2022)影絵芝居「福田うみやまこばなし」(瀬戸内国際芸術祭 / 2022)ストラヴィンスキー「兵士の物語」(演出・出演 / 東京藝術大学 /2022)

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あだち麗三郎

ドラマー / サクソフォン・プレイヤー / シンガー・ソングライター / プロデューサー / ミキシング・エンジニア / 療術家、からだの研究家。
2009年に1stアルバム『風のうたが聴こえるかい?』を発表して以降、2ndアルバム『6月のパルティータ』(2013)、3rdアルバム『ぱぱぱぱ』(2015)、4thアルバム『アルビレオ』(2019)をリリース。2021年9月には、折坂悠太、東郷清丸、3日満月、黒岡まさひろ、中川理沙(ザ・なつやすみバンド)、T.V.not Januaryをゲスト・ヴォーカルに迎えた5thアルバム『風のうたが聴こえるかい? -2021-』を発表。ソロに加え、cero、GUIRO、鈴木慶一、ノゾエ征爾演出演劇作品、モモンガ・コンプレックス、木ノ下歌舞伎らのサポートや、リーダー・バンド“あだち麗三郎と美味しい水”(あだち + 谷口 雄 + シンリズム + kauai hirótomo + メルセデス増田)、伊賀 航、寺尾紗穂と組んだトリオ“冬にわかれて”、片想い、Hei Tanakaなどでも活動。
音楽家としてのみならず、2021年には施術家として【療術院ぽかんと】を開業、月3日ほどの営業日はリピーターで満床に。

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kauai hirótomo

あだち麗三郎 OECMZ、東郷清丸、森永陽実、さとうもか、kiss the gambler等でドラムを演奏。山二つのメンバーとしても活動中。
・2019年8月21日にソロ名義にて1stアルバム”Another Galaxy”をトノフォンよりリリース。
・2023年8月23日に山二つにて1stアルバム”テレビ”をNEWFOLKよりリリース。
ソロ1stアルバムでは、様々な楽器を使用して時代と場所を組み替えた架空のサウンドトラックを制作するなど、新旧ジャンルを越えた楽曲制作を行なっている。ここ数年はシンセサイザーを用いて、生楽器のエッセンスを抽出し音楽を作り出すことに興味があり、本物の楽器ではない、しかし限りなく本物に近い境界線上のバーチャルな世界の音楽を探求している。
好物は牛乳。

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西井夕紀子

作曲家。舞台芸術やドキュメンタリー映画への楽曲提供、アレンジ、サポート演奏など幅広く手掛ける。東京国際芸術祭参加演劇作品『アトミック・サバイバー −ワーニャの子どもたち−』(演出:阿部初美、2007)、ドキュメンタリー映画『おとなのかがく』(監督:忠地裕子
、2014)、木ノ下歌舞伎『隅田川』(演出:木ノ下裕一、杉原邦生、出演:白神ももこ、2018)、フェスティバル/トーキョー20『わたしたちは、そろっている。』(モモンガ・コンプレックス、2020)、瀬戸内国際芸術祭2022『竜宮鱗屑譚〜GYOTS〜』(木ノ下歌舞伎、演出:白神ももこ)、パルコ・プロデュース2022『幽霊はここにいる』(演出:稲葉賀恵)などに参加。その傍ら、人が音楽を奏で、作りはじめる瞬間に魅力を感じ、学校、病院、文化施設、福祉施設でセッションや曲作りを実施。東京芸術大学音楽学部音楽環境創造学科卒業、同大学院音楽研究科修了。

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